“YOGA”( ヨガ or ヨーガ )とは?
“ヨガ”とは一体どんなものでしょうか?あなたは“ヨガ”という言葉から何をイメージしますか?
ヨガという言葉はサンスクリット語で「~をつなぐ」「~を結びつける」という意味です。
外からのさまざまな刺激に応じて揺れ動いてしまう私たちの心の活動をコントロールすることから始め、最終的には体や心の制限を越えて大いなる存在とのワンネスを目指すことがヨガの本来の目的です。
しかし、最初は、もっと身近で、具体的な効果に興味や期待を持ちませんか?それでよいと思います。まずはモチベーションが大切です。
ヨガはどなたでも、何歳からでもスタートできます。
運動は苦手だけど少しはシェイプアップしたいとか、便秘を治して肌をきれいにしたいとか、慢性的な病気を治したいとか、ストレスに弱く疲れやすい体質を何とかしたいとか。

ヨガ指導者になるための資格を取ってからも、自分自身のさらなる向上をめざすインストラクターのかたや、より豊かな人生を歩むためにヨガの哲学を学んでみようと思うかたもいらっしゃいます。動機は人それぞれです。大切なのは、最初の一歩を踏み出すことだけです。
きっかけはなんであれ、ヨガが教えてくれる生活を淡々と始めてみましょう。
体と心が健康になりポジティブな思考が身についてくると、自然に感情がコントロールでき、最善な行動がとれる術も身についてきます。
それには時間がかかりますが、人とは比べずに亀の歩みでよいのです。
ゆっくりながらも正しく続けていけば、ヨガはあなたの当面の目的達成以上のもの、やがては、私たちが自然や社会の中で調和して生きるための叡智、そして生き方そのものを示唆してくれます。
ヨガを続けることで、成長した自分に会えるといっても過言ではありません。
さあ、ヨガがどんなものかを知りたければ、自分で体験してみてください。
私たちがお手伝いをします。
アプローチ
私たちのクラスでは、伝統的な“ハタ・ヨガ”をメインに指導しています。
ハタ・ヨガの「ハ」は太陽、「タ」は月を意味しており、二極の相対するものを調和させ、つなぎ合わせることで「心」と「体」のバランスをとるという意味があります。
クラスではアーサナ(体位法)とプラーナヤーマ(調気法)が中心となり、さらに最終目的に至るまでの8つのステップ(パタンジャリのヨーガスートラ教典による8支則)に従い 制感~集中~瞑想 へと進めていきます。
【定期クラス以外に、ヨガ哲学を学ぶ勉強会やサットサンガ・リトリートも開催しています。】
アーサナの本来の目的は体を鍛えることではなく、体内のエネルギーの流れを正常化することです。
アーサナ(ポーズ)を作るプロセスもゆっくりとした呼吸に合わせて、身体の変化を味わいながら、無理なくのびのびと行います。
また、体内を流れるエネルギーをイメージしながら、落ち着いて内側を見つめる練習をします。
人間の体は各部分が独立しているのではなく、全体的にひとつの調和をもって繋がり、また心の状態も体を変化させています。
心と体を繋いでいるのが、プラーナ(気・生命エネルギー)です。
体中のエネルギーが均等により良く流れることにより、体と心が調和し、バランスの崩れている部分がより良い状態に戻っていきます。
こうして、適切に心身の緊張と弛緩のバランスをとっていくことで、乱れがちな交感神経と副交感神経のバランスが調整され、内分泌の活動が強まり、さらにプラーナの吸収が高まります。そして私たちが本来もっている自然治癒力が、みるみる高まっていきます。
このように、体と心は切り離すことができません。
ゆがみのない健康な体が、心を平安に導いていきます。
ゆがみのない健全な心が、体を安定させていきます。
つまり、“調身”“調息”“調心”が融合しあうことでより大きな効力を発揮して、心身の統一や心の安定を得ることができます。
ヨガの実践により、体と心が浄化され、安定していていくことで、私たちは内なるやすらぎを得、幸せが内にあることを体験します。そうして、最も自然な流れで真の自己実現に向けてのステップを昇っていくことができるのです。
さあ、まずは今のあなたの目的に向かって。
そして、人生のゴールに向かって。
あなたも最初のステップを踏み出しませんか?

